「あなたに無くっても
私はあるの。

私はどんな手を使っても、
あなたをあの子から奪うから。」

一方的に切られた。

俺はどうしたらいいのか分からない。

ただこれ以上、
香澄を苦しめたくない。

家に帰ると家中が騒いでいた。

「香澄ちゃんが、
まだ帰れないのです」

言って来たのでビックリした。

俺は香澄を探しに公園に行くと

「たろ~~~助けて~~」と
声がした。

声が聞こえたところに行くと、
香澄の上に男がいた。

俺は男達を殴りつけた。

男達は逃げ去って、
香澄を抱きしめた。