近くにあった棒で、
私を殴りつけてきた。

私は抵抗しても、
勝ち目は無かった。

いや抵抗して太郎に、
万が一の事があったら、
嫌だった。

そして麗子さんが
気の済むまで殴れた。

いつの間にか意識が、
なくなってきた私に対して、

「太郎は私のもの。」

最後は足蹴りをしてきた。

私は意識を無くして、
気がつくと公園にいた。

たまたま通り掛かった智子が
私を見つけてくれた。