世間でこの名前を聞いたら、
ビックリするくらいの
叔父さんであった。

そしてその息子が先生で
太郎であった。
太郎はそこの跡継ぎ。

天敵である先生の太郎と
一つ屋根の下で暮らす事になった。

太郎は学校でもイジワルで
家でもイジワルだけど、
数学を教えてくれる。

どんなに忙しくても、
時には怒っても、
きちんと教えてくれる。

従業員の人たち中には、
夜間の高校に通っている。

太郎はその人たちにも、
教えたりする。

そんな姿を見ているうちに、
私は従業員の人たちにも、
普通に接する事が
出来るようになった。