年も明けて新学期が始まった。
智子とも久しぶりの再会。

「どう?上手くいっている。」

「うん!!何とかね。」

「何があったら私が助けるから」
智子が友達でよかった。

けど、
麗子さんはあらゆる
手段を使ってくるとは思っても
見なかった。

学校から帰ると、
明子さんがいた。

「早かったわね。
実はさっき太郎から電話があって
話があるといってきたの。
何かしらね。」

明子さんの言葉に引っかかった。