「ねぇ遥w大翔の寮にある荷物運ぶの手伝って??」
あたしは今遥の寮に向かって歩いている。
手をつなぎながら。
「何他の男と一緒に寝てんだよッ」
バシッ
「ご…ごめんなさぃ…」
そういいながらもあたし達は大翔の寮に荷物を取りに行った。
ガチャ
「懐かしい~…って程じゃなぃけど…」
漂う遥の匂いとか
まだ残してあるあたしの部屋とか
…嬉しかったりする。
ぎゅぅー(効果音。)
「遥……」
あたしは遥に顔を埋める。
「俺、もう絶対湊を抱きしめられるって思ってなかったヵら…」
ぅんあたしもさっき
新しい恋を始めるところだったよ?
「ぢゃぁ…」