「俺…湊と付き合ってませんから!!」




「「はぃ!????」」





俺と恵美の声が重なった。




「成宮先輩がどう思ってるのか知らないですけど俺は湊とは付き合ってませんから!友達ですから!!分かりました!?」



「ハ…ハィ…」




なんか気押された俺。





その時布団の中から



泣いている恵美が顔だけを出した。



そして一言…




「大翔……大っきらいだよ…」




そう呟いた。




そうすると大翔は


“協力しないって約束でしたよね社長??”と言った。




つぅか…。



「付き合ってないってなんだよ。俺は湊がお前の事好きッて言ってんの聞いたし。なんのつもり??同情??」




そんな事言われても俺がみじめになるだけじゃん。



大翔は、遊んでいるのだろうか…。




俺の反応で。






「それは…」



大翔が何か言おうとした。