「こんにちは成宮先輩。……最中失礼します…」



そういうと大翔は俺に近づいてきた。




「湊がッ階段から落ちてッ…意識不明でッ…」



「は…」




階段から落ちて…意識不明…?



「湊はッ今湊はどこにいるんだよッ!?湊ッ湊!!湊!!!」





俺が大声で叫んだせいで

恵美も少し布団を伝って反応した。






「……嘘ですよ…」



「は…嘘??…」




嘘、と聞いて安心して顔がゆるんだ。





湊に何かあったらどうしようかと…思った。



でも…



「なんで大翔君はココに「それは…湊の事でちょっと。」



は?



いやがらせか?



そう思った。




俺が湊を本気で好きなこととか



知らない大翔に、少し八つ当たり。