「なぁ、生まれ変わったら、何になりたい?」

いつからだろう?
君はそんなことを、よく聞くようになった。

「何でもいい。」

素っ気なく答える私に君はいつも

「そうだな。」

と、どこか寂しそうに笑った。


過ぎていく毎日の中で、君だけは違うところを見てるみたいだった。