「健太ぁ彼女と最近どーよ?」


「なんだいきなり?まあ順調だけど」


「いーなぁ」


「お前さ、なんで彼女つくんないの?それなりにモテるのに」


「タイプじゃないから」


そう言うと健太は溜息をついた

「じゃ、お前のタイプって?」


「ちっさい子かな」


ふと思い浮かんだのは今朝の小さな彼女…


あ、俺あんなかんじの子がタイプなんだ


「小さい…か…。んで、今日のステキな出会いっつーのはその子なんだ?」


「なんでわかるんだよ?」


「お前は顔に出やすい」