高校1年、春


楽しい高校生活の始まりのはずだった・・・


あの人が現れるまでは・・・





舞飛高校(マットウコウコウ)
ここがうちの新しい学校。
桜の木がとってもキレイ。

友達できるかな・・・
そんなこと考えながら自分の教室に向かう。


よし、笑顔でね!

ガラッ

周りを見ると
皆なまだ友達が出来ていなそうな感じだった。


とりあえず自分の席探さないと・・・


あった


隣の人は・・・


まだ来てないみたい。

荷物を整理していると


「おはよう!」

「あ、お、おはよう!」
前の席の人に話しかけられた。
うわー
か、かわいい。

「アタシ、小宮渚(コミヤ ナギサ)よろしくね!」

「あ、うちは三谷果那(ミタニ カナ)こちらこそよろしくね!」



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