一哉くんの家から

10分しないで着いた。



大きくて立派な家。



『イケメンかな☆』

なんて麻里が言う。




あたしも、どんな後輩か

すごく気になった。



(でも、一哉くんには適わない。)



心の中で思いながらも


「だといいね~」


って言ったんだ。









だけど、あたしの運命は

この瞬間に決まった。