しばらく走ってると。
ザァァァアアア
波の音・・・?

『海だぁあああっっ!!!』

「おぅ。」

そう言って龍は
優しくほほえんだ。

ドキッ

「ドキッ」!?ドキッってなによ、
ドキッって!!
まさか・・・
あたし、龍のこと
好き・・・・・?
そんなわけない。
だって・・・
男はみんな最低・・・
なんだから・・・。