キョウカラオレノカノジョニナレ。
オレノカノジョ?
カノジョ?
………
…彼女!?
「は!?なに言ってんのアンタ!!頭大丈夫!?熱でもあんの!?」
「あるわけねーだろ。バカかおまえ」
涼雅のおでこを触ろうとした手を、涼雅は軽くあしらった。
「だっ…『彼女』ってさ!普通、アンタが好きな女の子に……」
「別に。俺がおまえでいいって言ってんだからよくね?」
あ……そっか。
…イヤイヤイヤイヤ!
そうじゃないっしょ!!
「ちょっと待ってよ!涼雅、アンタ無茶苦茶!!」
叫び続けるあたしに、涼雅は面倒くさそうな顔をした。
…そして。
「あーもーうるせぇな。命令その2!『俺に逆らうな』!」
はぁぁぁぁ〜!?
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