「これから先は、また次のお楽しみ」


「焦らさないでよ〜」


私は直哉に甘えた


男を知らない私なのに、女になる喜びを感じた瞬間だった


「ジュース持ってくる」


直哉は軽くキスをして、部屋を出た


私はもう一度、キスマークを見てブラのホックを止めて、服を整えた


「お待たせ」


直哉はコップにコーラを入れて持ってきた


「ありがとう」


冷たいコーラが喉にしみる


「楓、スゲエな」


「何が?」


ワケわからず聞いた