私、ソファーに座れと目で合図。
ノロノロを、潤也はソファーに腰を掛けた。
救急箱から、シップを取り出した。
潤也の前に座って、膝に貼り付けた。

「っ冷たい。」

当たり前でしょ。冷シップだもの。

『仕方ないでしょ。これしかないんだから。はい。おしまい。』

立ち上がろうとした瞬間。潤也の顔が私の前にある。
思いっきり、キス・・・・・。


しかも、強く抱きしめられて抵抗できない。
迂闊だった・・・・・。


潤也の行動は止まらない。いつも以上に、ムキになってる?
すばやく私の、パジャマにボタンに手を掛けた。


《ちょっと待った!》

潤也の顔に手を当てた。

『ちょっと、待ちなさい。いつ私が、許した?』

潤也は、押し黙ってる。

「・・・・・。」