そうだ・・・。

そういえば・・・。

午前中・・・。

いつもの様に、通帳記入に銀行へ寄った。



!!!


銀行の預金通帳には500万の印字。


500万。


なんだか、全然嬉しくない。
むしろ、ショックの方が大きい。急に、突き落とされた感覚。

純也から振り込まれたお金。少し前の自分なら、飛んで跳ねて大騒ぎだったはず。




そう。


きっと、私は不要になったのだ。


潤也の生活にとって、もう必要の無い人間。


その証拠に、銀行に500万振り込まれていた。


それも、あの日。

あの日付・・・。