やってしまった・・・・。
言い過ぎた?

ちょうど目の前には、路上のパーキングに止めてあった潤也があった。
路上のパーキングに止めてあったらしい。
スポーツセダンってやつ?車って、よく分からないけど。
二人無言のまま乗り込んだ。
・・・・・。

《シーン・・・。シーン・・・。》

だいぶ・・・時間が経ってしまった。
なんとなぁく・・・。
話切り出しにくいし・・・。

潤也黙ちゃったよ・・・。

どうしょ・・・。

ちょっと、待って。
このままだとドンドン暗くなってくじゃん。
不穏な空気で車のなか、充満って感じ。

ここって?

高速・・・?

タイヤとアスファルトの擦れる音しか聞こえないし・・・。

・・・。

うん。
やっぱり。
無言・・・。
怒ったのかなぁ?

どうやら、一般道に出たらしく、飲食店が軒を連ねている。
それと共に、大きなタワービルや、観覧車も見えてきた。
ここって・・・。
もしかして・・・。


横浜?


そうだ!
ラジオ・・・。

ラジオつけよっと・・・。

《ガチャ・・・。》