(近いよぉー)


香織は真っ赤になりながら桂の胸元を指差した


「これ、同じ物だったからです」


「ん?」


桂の胸元にクロスのシルバーネックレスが光っていた


「啓吾さんと同じだって初めてお店行った時気が付いてずっと気になっていました」