ワインを飲みながら窓の外を見つめている横顔が辛そうで香織はこれ以上聞けなかった


「桂店長、もういいですよ。明日からも何も変わらないし、誰にも言いませんから安心して下さい」

桂は窓から目線を香織に向けると優しい笑顔をしていた


それを見て桂は


香織は満月の様に優しく癒してくれる…と感じていた