車はゆっくり走り出した


ステレオから心地よい音楽が流れ、中は黒で統一され、車に詳しくない香織でもその高級感はわかった


そして数十分走りマンションの駐車場に入って香織は言葉が出なかった


車を降りてエレベーターに乗ると最上階まで上がる


降りるとドアが一つしかなかった