花那は廊下に飛び出してしまった。

「花那っまっ…」

私は無我夢中で追いかけた。教室の皆は泣いている…
私も…
私も泣きたくてなまらないんだ…


「か…な…」

花那は屋上で泣いていた

「なんで…何でついてくんのよ…」
「友達でしょ?うちら」
「うっひっ…」
「……」
「私…私…っひっ…」
「………」
「死にたくないよぉ……もっと…もっといろんな事したいのにぃ…死ぬなんてっ…えぅっ…いやだよぉーーーーーーー!!!!!!!!」

私にひとすじの涙がこぼれおちた…


「かぁっ…花那ぁーーー!!!」