「ここに帰ってくる途中、アレンがお城に連絡したんだけど…」
『おーアレン!もう終わったのかぁ?さっすがー』
『ギルク、城に金紅石がないかくまなく探せ』
『城?ここ??』
『金紅石じゃと?』
『うお、メディンさん!』
『まさかウィスカ様のかの?あれなら昔彼の私物をカルアシティに運ぶときに臣下が割ってしまっての、今はないぞ』
『…はい?』
『じゃから、あれは割れてしまってもうないのじゃ』
『…………………。』
「…ってワケ」
わざわざ演技まで入れて教えてくれたルネ。
アレンが不機嫌な理由を悟った三人は、黙って頷いた。
「ヴァンヌは持ってなかったのね?」
「それで42代目が持ってたって話になったけど、ってことか」
「確かにあいつそんなん持ってたなあ~…」
ただの石だと思ってた、と笑うルティ。
恐ろしいとばかりにイルとマケドニスは彼を見やった。
それと同じくソファーに腰掛けているアレンも海賊王に視線を移す。
「…ルティ」
「うぉあ!?な、なな何だ」
「…見たことあるんだな?だったら世界中回って探してこい」
「ええええおいおい、んな無茶な!」
『おーアレン!もう終わったのかぁ?さっすがー』
『ギルク、城に金紅石がないかくまなく探せ』
『城?ここ??』
『金紅石じゃと?』
『うお、メディンさん!』
『まさかウィスカ様のかの?あれなら昔彼の私物をカルアシティに運ぶときに臣下が割ってしまっての、今はないぞ』
『…はい?』
『じゃから、あれは割れてしまってもうないのじゃ』
『…………………。』
「…ってワケ」
わざわざ演技まで入れて教えてくれたルネ。
アレンが不機嫌な理由を悟った三人は、黙って頷いた。
「ヴァンヌは持ってなかったのね?」
「それで42代目が持ってたって話になったけど、ってことか」
「確かにあいつそんなん持ってたなあ~…」
ただの石だと思ってた、と笑うルティ。
恐ろしいとばかりにイルとマケドニスは彼を見やった。
それと同じくソファーに腰掛けているアレンも海賊王に視線を移す。
「…ルティ」
「うぉあ!?な、なな何だ」
「…見たことあるんだな?だったら世界中回って探してこい」
「ええええおいおい、んな無茶な!」