『大丈夫だよ』



あたしの不安を


見透かしたように



優しい瞳で



サワは続けた



『踏み出してみないと』


『真実はつかめない』



『もしつかめなくても』


『踏み出さないで後悔するより』



『ずっといいと思う・・あたしはね』





『もちろん』




『選ぶのは優希だけど』