折り返し地点の広場に着いたのは


丁度お昼を過ぎた頃だった


そこは


車でも来れる場所らしく


先回りしていたらしい先生が


車で運んできたらしぃお弁当を配っている


『お疲れ様ぁー』


「ありがとうございます」

お弁当とお茶を受け取ると


サワたちと円になって

お弁当を広げる


流石に


いくら班行動とはいえ


お弁当タイムは自然と

男女別れてしまう


ゆっくり食べている

あたし達とは対照的に


賢たちは


食べ終わると


もう走り回っていた


「元気だなぁ」