「俺すげー傷ついちゃった訳よ。
だから花子、おまえ責任とれな、
多少貧相だが我慢してやるから…」
ずぃと私の並べた足に割って入ったのは 奴の足である。
にやりと笑いながら、奴の顔の角度が
傾いていく。
「ひぃいいいぃいいいぃいいあ…作者!作者助けて!…っておまえだけアンパ○マン読んでんじゃねーよ!!!!
健全さアピールしてもおせーんだよ!」
「花子…天国ってな…わりと簡単にイけるんだぜ…」
「私が探してんのはそういう類の天国じゃねぇよ!おめーは冒頭部分300回読んで来いよ!!!」
そうは言っても奴の唇から我が唇まであと0.5センチと迫っている。
誰か…誰か…
誰か助けて!!
思わず目を瞑った。
「失礼しまーす、部屋食お持ちしましたァ」