「てめぇ、ふざけんな!!」

―――ゴッ!!

頬を殴られる…。

でも、犯されるよりマシだ。

「あんた達、全員おしまいよ…」


その後、胸を触られ、キスをされた。

私は耐えた。ただ、黙って耐えた…。

「沙羅!!!!!」

―――バンッ!!

思い切りドアが開く。

実紅と警察がいた。

え…助かった?

「沙羅!大丈夫?」

「実紅…うっ、…っ」

「沙羅!」

こうしてあいつらは捕まった。

でも、私は忘れられなかった。

あの生々しい感触。

考えただけで体が震える。

そしてその日から男と喋れなくなった。

私は男に触ることすら出来ない…。