ククク…

!!?隣のあいつが笑ってる。

「城崎…」

こんにゃろ…なめやがって!

城崎を睨んでると城崎がノートに何かを書き始めた。

【X=22】

「え…?」

「早く答えな」

前を見ると先生が怒ってる。

あちゃ、ヤバイかも。

私は合ってるのかも分からない、城崎が書いた答えを言った。

仕方がなかった、頼るしか。

「正解!よく出来たわネ♪」

あっぶな…。

「あ…ありがとう」

まっ、一応ね…。

「何で聞いてなかった、って言わなかったの?」

「えっ…決まってるでしょ!内申下げたくないの」

授業、ちゃんと聞いてないなんて…悪印象だし。

「ぶっ、内申!?うけるっっ!!」

ちょっ…声、大きいよ…。

馬鹿にしてるの?私の事…。

ホント、男って嫌い。