そして、俺らは色々買い物をして

ホテルへ戻った。



ホテルにはほとんどの生徒が戻ってきていた。


日和と一緒にホテルに戻ってきたことを後悔した。



たくさんの女子生徒が、日和を睨んでいる。




「おっ勇樹!!」



後ろから泰嘉が来た。


左手では、奈菜の手を握っていた。




「俺ら付き合うことになったんだぁ♪」


泰嘉と奈菜は満面の笑みで言う。


「おめでとっ」


日和は、大喜びしている。









自由行動が終わり、校長の長い話が終わり


それぞれ部屋に戻った。







「勇樹ぃお願いあんだけど!!」



「何?」


なんとなっく想像は付く。


「部屋、出てけっ!」


こんな荒い言葉を、笑顔で言う泰嘉。


やはり、予想同りだった。



「おれ、どこ行けばいいんだよ。」



「どっか」







トントンッ



「ほらぁ奈菜が来たからぁ。」


「へぇいへいっ」







俺は、渋々部屋を出た。