「これから自由行動を始めます。
 午後3:00までに、戻ってきてください。」



先生の掛声とともに、一斉にみんなが出発する。


「ごめんっ。俺…腹いてぇ・・・・・。」


俺は、仮病を使う。




「ばればれだぜっ」

泰嘉は小さな声で囁く。


「うっせぇぇ。」








俺をおいて3人はどっかを出発していった。





それを見送り、

俺は、陰に隠れた。



先生が、ホテルを出ていく。


その数分ご、清水が出てゆく。



「絶対合流する。」と思った。







先生たちに見つからないように、清水を付ける。