「チョりーすっ♪」
先生が出て行ってから3分後…。
泰嘉が戻って来た。
「ぁしたUSJ行くンで!!よろぴくーっ」
「へぇい」
それからは、何をしてても
先生とのキスが頭から離れない。
「えっ?抱きしめたァぁぁぁ!?」
「おぉ」
「何っ?キスもしたぁぁぁぁぁ??」
「悪い?!」
灯りを消し、
俺らは目を閉じながら話していた。
「ぉ前知っててそういうことしてんだよなぁ?」
「何を?!」
「はぁ…。」
泰嘉は溜息を何度も付く。
「言っとくけど…。あの先生、彼氏いんぞ。」
「えっ?!」
「だから!彼氏いるっつーの」
「えっ?えっ?」
俺は何度も問う。
俺はそんなこともしらずに恋をしていたのか。
もう嫌だ。
先生の馬鹿。
せんせい馬鹿!!
ひどい…。こんなに好きだったのに。
俺の目からは一筋のしずくが流れ落ちた。