チャイムがなった。



「じゃぁねっ」


2人の女子は泰嘉に手を振り、自分の席へ座る。



はぁ。


「まぢかったりぃ。」


俺は、溜息をし愚痴をはく。


「まぁまぁ。」


「つかっなんで女子の名前覚えてんの?」


「制服の名札みたからっ♪」


「はっ?なんだよ。」


「頭いいっしょ?」


「ずるがしこっ!!」



泰嘉は昔から

こういう賢さで、特ばかりしていた。







どうしたら、

先生は俺を生徒としてでなく

男として見てくれるのだろう。



どうしたら、

先生は俺のことを

好きになってくれるのだろう。





先生・・・・。



俺は、



先生のこと


















                 好きですから。