「あッッ!全然気にしないで下さい。1人で大丈夫なんで♪」


ニヤニヤしてるー!!


何か企んでる?


そうすると、美音が近づいて小声で


「告りなよッッ♪」


やっぱり企んでたんだ


てか、告るとか無理!


「告らないとあとが怖いよ~♪」


今でも十分怖いですよ~

「じゃあ私帰ります~♪ばぃばぃ奈奈ッッ★」


小走りで美音は帰って行ってしまった


「奈奈行くか!」


「う…うん」


それから告れないまま家の前に着いてしまった


家の前に立つと足が震えてきた


「怖いよ…」


「大丈夫だって!俺もいるし」


「でもやっぱ帰りたくないッッ」


半泣き状態の奈奈に気付いて晃一が


「じゃあ今日だけ俺んち泊めてやる」


ま…まじですか~!


神様だよ!!


「ホントーーー!?」