「 …やればできんじゃん 」



少しびっくりしていた様だけど晴は満足げに笑って、あたしの頭を撫でた。
優しくされるなんて思って無かったあたしは心臓が跳ねる。



「 …………なっ…? 」

「 携帯が直るまでヨロシク 」

「 わ、分かってる! 」




こうしてあたしは晴の犬になった。