窓から、晴と果奈ちゃんを見送り一人誰も居ない教室にうずくまった。
胸の中に黒いモヤモヤする何かがある。それが何だか分からなくて苛々する。
このモヤモヤは何?何対する苛々?
「 はあ…… 」
自分の気持ちがハッキリしない。
晴がこの教室から出ていってしまう時、「行かないで」と言いそうになった。引き留めようとしていた。
果奈ちゃんに協力すると言っても、心からは応援しきれてない自分がいた。
どんだけ性格悪いんだよあたし。
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