舞は、小学校の頃はクラスの中でも1番痩せてたし、
とびきり可愛かった。

今の舞とは、真逆で長い黒い髪をアップにして結んで学校に行ってた。

舞は、この時に初恋をした。

その彼に告白した。

「ゴメン。僕、他に好きな人がいる...。」

その男の子は、舞の親友の事が好きだった。

周りの友達も皆知ってたのに、
舞にだけ、教えなかったんだ。

舞は、教えてくれなかった事を攻めた。

「知ってたのに、何で...。」

友達だと思っていた子達は、一気に目の当たり色を変えた。

『ちょっと可愛いからって何よっ!たいして努力もしてないくせに!』