ある日
愛が学校から帰ってくるといきなり壁に向かって僕を投げつけました


僕はなにもすることができず
そのまま床に転がり落ちることしかできませんでした



愛はそんな僕を拾い上げると
今度は僕の手を握ったまま壁に叩き付け始めました




僕は愛になにか悪いことをしてしまったのだろうか


僕の無力さに腹が立っているのだろうか












愛は

泣いていました