ある日。 空と晴は山道を走っていた。 「そ、空~。ここ・・・道悪いよー」 「しかたない。ここが街への近道なんだから。」 空はしっかりとゴーグルをして、 晴は荷物にしっかりとつかまっていた。 やっとガタガタ道をぬけた。 周りは何もない。 ただ道がまっすぐあるだけだった。 「まだまだだ・・・。」 「まだまだ先のようだね。」 1人と1匹はまたバイクを走らせた。