「もう・・・もう2人いるんです。男の子だけど」



「んじゃぁ、幼なじみ四人??」







先輩が、少し驚いて見せた。

それから・・・少し神妙な顔つきで、私に尋ねる。






「・・・その2人の男の子の名前って、何??」

「・・・え??」






聞かれるとは思ってもみなかった質問に、私は少し戸惑う。