「可愛いじゃん、亜子ちゃんの友達」 鳴海先輩が、私ににっと笑いかける。 あっこの顔が、少し、すねたような顔に変わった。 「そりゃぁ、実羽は綺麗だもん。 それにただの友達じゃないんです! 幼なじみなんです!」 「幼なじみ?? ・・・うわー、いいね、そういう関係」 あ、でも。 私は二人の会話に口を出した。