私は、大きく目を見開いた。 ここは図書室。 私はあっこと昼休み、この教室で待ち合わせをしていた。 いや・・・そこまではいいんだけど・・・。 「あのー・・・??そちらのかたは??」 私は、あっこの後ろにいる男の人を見ながら尋ねた。 図書室の中は、私とあっことその男の人との三人しかいない。 「あ、どーも。俺、鳴海っス!2年の」