先輩に名前を呼ばれて・・・あたしはとろけそうになった。
やばい!!
嬉しすぎる!!
名前、覚えてもらっちゃった!!
しかも、亜子ちゃんって!!!
「ここさ、コワいっしょ??三年の先輩達の目とか」
そう言われてあたしはようやく、現実の世界に戻った。
それから、辺りを見回す。
先輩達の視線が、あたし達を取り囲んでいた。
・・・特に鳴海先輩には、異様なくらいに視線が集まってる。
・・・??ってか!!
「恐いです・・・」
あたしは引きつった笑みで、正直に答えた。
先輩がまた、あたしの顔を見て笑った。
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