「ここ通ってるってことは・・・図書館行くんだ??」 「あ・・・はい!!」 あたしはもげそうなくらいに、首を縦に振った。 先輩が、おかしそうに笑う。 「元気だね、君。名前、何ていったっけ??」 「宇野原亜子です!!」 「・・・亜子。亜子ちゃんね」