そう声がして・・・あたしはハッと顔を赤らめた。 後ろから声がしたから、まだはっきりとは誰とは分からない。 でも・・・この声、覚えてる。 あたしの耳から、こびりついて離れない声。 あたしはゆっくりと振り返った。 「・・・鳴海先輩」 鳴海先輩は、あたしの顔を見てにっと笑った。 ズッキューン!! あぁ・・・心臓発作で死にそう・・・!!!