「そんだけ元気があんなら、大丈夫だな」 オレもにっと笑う。 「じゃぁな。実羽が大す・・・」 「黙れ!!!」 今度はハルがオレにスリッパを投げつけてきた。 野球部エースの速球。 スリッパはオレのおでこのど真ん中に、クリティカルヒットした。