「なんで鈍感なお前らがオレの気持ちに気づいてて、あっこが気がついてないんだよ?!?!?!?!」










オレはまた頭を抱え込んで、発狂する。

ハルがいかにも面倒くさそうな顔をして、側から離れようとした。



オレは、そんなハルの右足を、右手で掴む。

面倒くさそうに、ハルが振り返る。


オレはウルウルの瞳で、ハルを上目遣いで見た。



必殺・・・うるうる光線!!!!!





「俺はそういう趣味ないから」







ハルがあっさりとそう言った。



くっそ・・・せめて慰めの言葉でもかけろよ?!

それでこそ、幼なじみだろ?!