運動場はいつの間にか、暗くなっていた。 先生達が必死に取り付けたたいまつの炎が、夜空に掲げられている。 生徒達は自由行動をしていた。 襟首を引っ張って、自分で少しにおう。 ・・・やっぱ、汗くさっ。 いくら着替えを持ってきてるったって、この体で一晩過ごすのは少し、気持ちわるい。 「・・・何してんの??1人で」