「・・・爽。ちょっといいか」










バカ騒ぎをしていたオレに、ハルが近づいてきて言った。



オレはじっとハルを見つめる。

ハルの目は、真剣だった。





オレはその目に支配されたかのように、頷く。






クラスメイト達が「告白ですかっ?!?!」っと楽しそうにおだてた。












「・・・で??何??」











ハルはオレを、体育館前に連れて行った。



みんな運動場か教室にいるから、体育館前はオレ達2人だけ。



冷たい夜風に、オレは体を振るわせる。