「そろそろ合唱コンクールだね。」
「そだねぇ・・・。」
なぜか会話は続かなくて、
「はぁ~」
何かと溜息ばっかりだった。
頭なんかは「山崎」ばっか。
「なんやんでたってしょうがないでしょッ。」
唯奈が背なかを叩いて私にいった。
「そうだよね。」
「そうそう!合唱コンクール頑張ろう?」
「うん!頑張ろう。」
私たちのクラスは希望の歌が通って、
本番を向けて練習だ。
「合唱コンクールのリーダー…責任者2名。立候補するやつはいないか?」
先生がいう。
唯奈が私にやれっ…てアイコンタクトする。
唯奈もするのかな?
一応手あげとくか・・。
私は一応手を挙げた。
すると
もう一人は