そう、私は
【諦めない。】
もう諦めたりしない。
諦めることが
良いことじゃない。
諦めないことが、友達を失うことならば
それは、上辺だけの友達にしか過ぎない。
本当の友達は、それをライバルとして認めてくれること。
私は、隠したりしない。
「あのね、私坂口のこと好きみたい。」
私は優奈ちゃんに言った。
「えっ?ほんとにー?あいつもてるね・・良いライバルができたよーっ」
優奈ちゃんは、そう笑っていってくれた。
一瞬、笑顔が曇ったけど、それで崩れる関係じゃないはず。
私は信じる。
「そうだー!あと3日で、校外学習だねー!」
「えっ!ほんとに!わすれてたぁ~」
私は言った。
優奈ちゃんは、私をさけることもなく、普通に接してくれた。
それがほんとにうれしかった。
認めてくれたんだって思った。
これで崩れちゃったら小学生の時からの付き合いはどうなんのよってね。
これからも友達だよっ
私は、胸の中でつぶやいた。