俺は無理矢理連れて来られた。

あっちは庶民

両側のじいちゃんとばあちゃんからの付き合いで

両親とも仲が良い。

でも今日は

あっちの都合で

あっちの両親が

相手の写真を持ってくる事になった。


「今日はそちらのお嬢様に会えなく残念です。」

「本当に今日は申し訳ない限りです。」

などと親父たちが話していた。

「緋邪くん!」

『はい』

一応素直にしとこうと思って返事をした。

「これが私たちの娘なんだが

気にいってくれるかな?」

俺は差し出された写真をみた

そこには

俺の生徒だった。

しかも

ちょっと気にいってる奴